新入社員が仕事辞めたいと思った時に知っておくべき転職知識。短期離職でも20代なら転職は簡単です

f:id:moguhausu2:20160315122439j:plain
 新入社員として社会人のスタートを切ったものの、

「思っていた仕事と違う」
「ブラック企業でもう辞めたい」
「上司の人と価値観が合わない…」

 などなど、様々な理由で仕事を辞めたいと思ってしまうケースは多いです。

 入社後1ヶ月目の5月、そして研修が終わり本格的に仕事に着手する8月頃がもっとも新入社員が辞めたいと感じる時期で、1年以内に仕事を辞める新入社員は全体の2割前後とも言われています。

 もし新入社員になったのに辞めたいと感じてしまったら、どう行動するべきなのでしょうか?

 今回は、新入社員が仕事辞めたいと思った時に知っておくべき転職知識を紹介します。


第二新卒での転職という選択肢を把握しておこう

 新入社員なのに、すぐ辞めたら無職になって人生オシマイ…というのは、極端な考え方です。
 新卒就職後、3年以内に仕事を辞める人は3割以上です。つまり、相当な数の新入社員が、仕事を辞めているのです。

 理由は様々で、ブラック企業に嫌気が差したり、上司から嫌われてストレスで出社出来なくなってしまったり、会社の体育会系の雰囲気が合わず辞めたくなったり…。

 しかし、仕事を辞めた人が、その後、無職になってダメ人間になっているかというと、そうではありません。

 実は、新入社員が仕事を辞めた場合、第二新卒での転職という進路が王道になっているのです。

「新入社員ですぐ辞めたのに転職出来るの?」

 という疑問を持っている人もいるでしょうが、実は転職市場では短期離職した新入社員の人材価値は、そこそこ高く転職は容易なのです。

 もちろん、退職理由や、次の仕事に求めるもの等をしっかり掘り下げて作りこまなければ内定は出ませんが、新卒の就職で失敗しても十分にやり直せる市場が転職市場にはあります。

 ですから、新入社員ですぐ仕事を辞めた=人生詰む、といった短絡的な考えは捨てましょう。

 転職なんて出来っこない、と思い込んで嫌々仕事を続けていると、ストレスで身体や精神を壊してしまいます。
 仕事が合わない、会社の雰囲気が合わないと思ったら、方向転換してリスタートする選択肢をしっかり持っておきましょう。

高学歴・大企業でも離職する新入社員はいます

 新入社員が仕事を辞める時「自分はなんてダメな人間なんだ」と自分を責める必要はありません。

 日本の新卒採用という歪んだ採用方式は、どうしてもミスマッチを生み出してしまいます。
 なにせ仕事の内容を詳しく知らないまま、会社に入るのですから、アメリカなどで行われているインターンシップ→就職のようなスタイルよりギャップが生まれやすいのです。

 現在は日本でもインターンシップが流行っていますが、アメリカのものとは大きく違い、上辺だけの仕事しかやらせてもらえない、なんちゃってインターンシップですから意味がありません。

 そのため、高学歴の新入社員であっても、大企業に入れた社員であっても、短期離職してしまう人は出てきます。

 新入社員の短期離職に、学歴も企業規模も関係ないのです。もったいないとか、そういった事を感じる必要はまったくありません。自分に合うか合わないか、それが重要なのです。

 特に古臭い日本企業のカルチャーに、どうしても適応出来ない人も多いです。
 しかし、これは社会に適応できていないという事ではなく、その会社に適応できなかっただけの話なので、何も悲観することはありません。

 会社はあくまで仕事をする場所でしかないのです。
 ですから、その会社を辞めて別の会社に転職することは、ごくごく普通の選択肢であり、恥じることはないのです。

 社会人になったら、自分の進路は自分で決めなければいけません。
 退職するぞ! と思ったら、他人の言葉に流されず、強い意思を持って行動しましょう。

転職の手順は新卒時の就活よりも短い

 転職するとなると、誰しも就活の時の苦労が蘇ってきて「嫌だなぁ、面倒くさい」という気持ちになるでしょう。

 しかし、転職は新卒時の就活とは違います。
 新卒時は、皆でいっせーのーせで動きますから、どうしても運の要素が強く、下手な鉄砲も数打ちゃ当たる、の如く何十社も回る必要がありました。

 転職では、基本的に多くても十社ほどしか周りません。
 第二新卒での転職時は、新卒の時とは違い「なぜ今の仕事が合わなかったのか」「次の仕事への希望条件は何か」という点が明確になりますから、まっさらな状態で何も分からず仕事探しをしていた時より、ずっと仕事選びの材料は多いです。

 ですから、実は転職のほうが新卒時の就活よりも手間はかからないのです。
 第二新卒でれば、3ヶ月以内で内定が決まることがほとんどです。

 やるべきことは「退職した理由」と「次の仕事への希望条件」といった基本的な部分をしっかり作りこんで面接に挑むこと。そして、こんどこそ長く働ける優良企業に入ることです。

 転職で最も重要なのは、求人選び・会社選びとも言えるでしょう。
 自分に合った仕事・会社を選ばず、適当に転職をしてしまえば、また短期離職することになってしまいますからね。

 転職は在職中でも、退職後に行ってもどちらでもOKですが、一般的には在職中に行います。
 ブラック企業で休みが取れない、そんな元気がないという人は、退職後に転職活動に着手しましょう。

 しかし、職務経歴書の書き方や退職理由の上手な書き方、面接でのノウハウ、求人の選び方など、初めて転職する時にはやるべき作業が多く、なかなか進まないものです。

 そこでオススメなのが、転職エージェントを活用して任せられる部分はプロに任せてしまう方法です。

プロである転職エージェントに転職をサポートしてもらおう

f:id:moguhausu2:20150531161525j:plain

 転職エージェントは、キャリア相談、履歴書などの作り方、面接の練習から求人の紹介まで転職の全てをサポートしてもらえるサービスです。

 利用料は最初から最後まで無料です。
 転職エージェントは人材を募集している企業からお金を貰っているので、求職者である私達は一円も払わずサポートを受けることが出来るのです。

 転職エージェントは土日でも利用することができ、求人者はキャリア相談、求人の紹介を受けることが出来ます。
 登録すると、担当エージェントがあなたの希望条件をヒアリングして、あなたにあった業界、業種、応募可能な求人などを紹介してくれます。それに合わせて、オススメの求人をいくつかピックアップして紹介してもらえるので、一緒にキャリアの方向性を決められます。

 自己分析もキャリアプランも、一人で考えると限界がありますが、就職活動のプロであるエージェントに相談すれば自分だけでは見つけられなかったキャリアの可能性が出てくる可能性があります。また、給与交渉などもエージェントを仲介して行えるので、スタート時の年収がアップする確率がグッと上がります。

 時間のかかる履歴書、職務履歴書の作成も、プロであるエージェントにアドバイスしてもらえばスムーズに作成出来ますから、就職活動で最も手間のかかる部分を大幅に省略出来ますよ。

 オススメのオススメの転職エージェントは転職エージェントのアデコです。(2017年5月よりSpring転職エージェント by アデコに改名)

転職エージェント『Spring転職エージェント』(アデコ)

 アデコはスイス資本の外資系転職エージェントです。日本法人であるアデコジャパンは、1985年から転職エージェントを展開しており、他社の転職エージェントには無い独自の求人を多く持っているのが特徴です。

 転職エージェントの規模としてはかなり大きく、非公開求人を多く取り扱っており、年収や待遇が良い企業の求人が集まっているのが特徴です。

 年収アップや自身の人材価値を高めるキャリアの構築、外資系企業への転職など『キャリアアップの転職』にはもちろん。

「転職活動を始めたけど、初めてで何をすればいいのか分からない」
「フリーター、既卒or第二新卒で職歴に自信がない」
「ブラック企業から脱出したい。定時で上がれる楽な仕事を紹介してほしい」

 といった様々なニーズにも、専門のエージェントがしっかり応えてくれます。

 アデコが抱えている求人は、アサヒビールやバンダイナムコゲームス、NTTドコモなど業界問わず大企業の求人から、大企業の関連会社、優良中小企業など、業績が安定しており待遇の良い求人(残業なし・ボーナス4ヶ月以上支給・有給の取りやすい職場など)が多くそろっています。

 またエージェントのサポートも書類作成から面接での受け答えまでしっかりやってくれます。

 非公開求人には優良求人がたくさんありますから、アデコを利用することで思わぬ求人と出会えることがありますよ。

 アデコの登録は下記の公式サイトから申し込みが出来ます。※2017年5月8日、アデコの転職エージェントは「Spring転職エージェント」へとブランド名を変えるようです。

転職エージェント『Spring転職エージェント』(アデコ)公式サイトを見てみる

 転職エージェントは仕事選びの強い味方ですから、ぜひ上手に活用して転職・就職を成功させましょう。
 自分が入社可能な求人を見れば、人生の選択肢がぐっと広がりますよ。







シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする