脳トレや英語漬けなどの学習ソフトでゲーム人口ではなかったお年寄りや女性を取込んだゲームハード、ニンテンドーDS。タッチペンを活かした様々な学習ソフトが発売され、新しいハード「ニンテンドー3DS」でもDSソフトを遊ぶ事ができ、未だにDSソフトは現役である。
さて、その中でも株取引の仮想トレードを通じて知識を学べる「株式売買トレーナー カブトレ!」というソフトを購入しプレイしてみたので、実際に使えるかどうか調べてみました。
このゲームは実際の過去の株価チャートを利用しており、初心者が株の仮想トレードをするにはもってこいだ。用語やチャートの見方、売り買いの基本的な部分などを丁寧に説明しているため、巷の面倒な仮想トレードソフトよりも気軽に始められる。
実際のお金を使う訳ではないので、一つのところに一気にかけることも出来るし、デイトレードも体験出来る。5分、1日、1週間単位で時間が飛ばせるので、時間とともに株価がどう動き、資産がどう変化するのが実感出来ます。
ただ残念なことに、このソフトの株価チャートはリーマンショック前の2003年前後のチャートであり、上昇トレンドだったためアベノミクスが終わった今とは少し全体の動きが違うかもしれません。
株取引だけでなく、様々な資産運用を学びたいなら、こちらのソフトの方がおすすめです。
SBIグループ監修 はじめよう! 資産運用DS
こちらは家族の大黒柱となって、外資投資や不動産投資など株以外の資産運用も学べます。
こちらも仮想トレードが可能で、住宅ローンなども抱えていたりリアルな資産運用を学ぶ事が出来ます。このゲームの特色は資産運用の結果によって家族の幸せ度が上下し、失敗すると家族のテンションがどんどん下がっていくというリアルなゲームシステムにあります。元本100万、30歳会社員既婚子供ありという状況でスタートするため、擬似的に資産運用がどう家族にかかわってくるのか、ローン返済などの家計簿はどうなるのかを体験することが出来ます。このゲームの面白いところは、プレイしているうちに家族に愛着がわき、資産運用の結果が家計に直撃するため失敗したくないと思うようになることです。これが面倒な用語の勉強などを押し進めるモチベーションになります。
副業や資産運用が出来なければ生き残れない時代
一部の職業や公務員をのぞいて、定年まで勤め上げることが難しくなりました。また、年金の受給年齢引き上げや、消費税増税によってますますお金の重要性はあがっています。年収は300万円が平均ラインになり、子育てが難しくなりました。子育てには500万円以上の世帯収入が必要と言われていますが、経済が荒れる現代、年収500万円は高いハードルになりつつあります。業績悪化でボーナスが減ったり、リストラで非正規雇用に落ちてしまえば、家計は破綻してしまいます。
会社が倒産しても補助出来る副業や、効果的な資産運用をこなさなければ、預金額はどんどん減っていく時代です。今まで株取引や資産運用を敬遠していた方も、ぜひDSで投資を体験してみてください。
また、ニンテンドーDSのソフトは型落ちしていて、安く買えて3dsでプレイ出来るため、株取引に興味のある方はまずDSソフトで学ぶのが楽だと思います。分厚い本を買うよりも楽で、何より仮想トレードを実際にやってお金が動く様を見ないと、どれくらい儲かるのか損するのか分からないものです。
初心者の方は、まず上記二本のソフトで仮想トレードを学ぶ事をおすすめします。