旅行や出張の長距離移動で、一部の人にとって一番辛いのが車酔い。乗り物酔いに弱い体質だと、移動の度にめまいや吐き気、頭痛で苦しみ、ゲロの恐怖と闘いながら移動するハメになってしまいます。
そんな車酔いを防ぐ方法を2つ紹介します。これはテレビ番組「伊東家の食卓」で実証された確実な方法です。
1:サングラスをかけて車に乗る
車酔いは景色の流れと振動の誤差で起こる現象です。サングラスをかけると、全体が暗くなり景色を認識する力が弱まり、乗り物酔いを防ぐ効果があります。サングラスであれば車内でかけていても不審ではないので、手軽な方法の一つです。
2:手の親指の第一関節に爪を立てる
手の親指の第一関節に爪を立ててギーッとやっておくと、車酔いによる吐き気を治す効果があります。痛みの信号が吐き気の信号よりも強く、特に親指はその信号が強く起きるため、効果があるということです。
この裏ワザを覚えておけば、吐き気をもよおした時でも応急処置が出来ます。
窓を開けるのはNG!?車酔いを悪化させる行動とは
車酔いしたら窓を開けるのが一番と言われていますが、高速道路など交通量の多い場所では、排気ガスが入ってきてしまい逆効果になります。
また、当然、本を読んだりスマートフォンを操作していると車酔いしやすくなりますし、スナック菓子やチーズ系の食べ物など匂いに癖のある食べ物を持ち運んでいると、車酔いの原因になります。
サービスエリアで食べてしまいがちな油っぽいたこ焼きや冷えたアイスクリームも、胃に負担が大きいので、なるべく控えるようにしましょう。
根本的なところから車酔いを防ぐには
睡眠不足や過度の空腹を避け、事前に酔い止め薬を飲んでおくことが大切です。
また、梅干しなどの酸っぱい食べ物を食べるor舐めると、吐き気が一時的におさまるので、もし酔ってしまったら、サービスエリアなどで梅干し系のお菓子を舐めると治まります。
おにぎりの具に梅干しを入れておくと、食事も楽になりオススメです。子供の車酔いを防止したい時は朝ごはんに梅干しを食べさせるなどしておくと、旅行の時も安心です。
車酔いで目的地についてもフラフラでは、仕事もレジャーも楽しめなくなってしまいます。ぜひ準備と応急処置を覚えておいて、車酔いを回避しましょう。